自転車新文化の推進と「サイクリングしまなみ」
公開日:2026.09.16
自転車は単なる移動手段にとどまらず、健康、生きがい、友情をもたらしてくれるものであり、愛媛県では、これを「自転車新文化」として普及・拡大を目指しています。そのための戦略として、「しまなみ海道をサイクリストの聖地へ」を皮切りに、「愛媛をサイクリングパラダイスへ」、「四国をサイクリングアイランドへ」、そして「瀬戸内地域を世界に認められるサイクリング推進エリアへ」と段階的に将来像をえがき、各種施策を展開してきました。
その中核の一つが、2014年から2年ごとに開催している瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」です。舞台となるしまなみ海道エリアは、瀬戸内海の多島美と雄大な橋が織り成す景観がすばらしく、これまで官民が手をたずさえて地域の魅力向上やプロモーションに精力的に取り組んできたところであり、2014年にはアメリカのCNNテレビで世界七大サイクリングロードに選ばれるとともに、2019年には国のナショナルサイクルルートに指定されています。
また、2022年および2024年に国連から世界自転車デーの表彰を受け、2024年の前回大会では海外からの参加者が約14%と過去最高の割合を記録したほか、国内初、アジアでは台北に次いで2回目となる世界最大級の自転車国際会議「Velo-city 2027 Ehime」の誘致にも寄与するなど、国内外から評価され、認知度を高めてきたところです。
そして、今年10月25日には、7,000人規模の参加者を迎え、「サイクリングしまなみ2026」を開催いたします。初心者から上級者まで幅広い層に楽しんでいただけるよう、30kmから140kmまで、八つの多彩なコースを設定するとともに、愛媛県側のフィニッシュ会場では、地元の多彩な食や特産品が集う「せとうちみなとマルシェ」との連携により地域のにぎわい創出への相乗効果を図ることとしています。
加えて、大会前日には、来年5月の「Velo-city」を見据え、台湾、米国、豪州など世界各地で先進的な自転車施策を展開する団体が一堂に会し、事例発表、パネルディスカッション等を通じて最新の知見や情報を共有する「サイクリングしまなみ2026 ワールドサミット」の開催を予定しております。
引き続き、しまなみ地域への誘客促進や国際的な認知度向上、安全利用を含めた自転車施策の更なる拡大・深化に挑戦し続けることで、自転車新文化を推進し、交流人口の拡大や地域経済の活性化に結び付けたいと考えています。
一覧へ戻る