地場産業の景気天気図
地場産業の景気天気図
2026.06.01
2026年6月 地場産業の景気天気図
業種
現状→3ヵ月先の見通し
最近の状況
海面養殖
海面養殖
4月のマダイの浜値は940円/㎏前後と前月比ほぼ横ばい。900円台の相場は44ヵ月連続で安定相場の記録を更新している。生産コストの上昇が徐々に経営の負担となるなか、強含みの相場となった。ハマチの浜値は1,600円/㎏前後と前月比約40円の値下がり。米国向けの出荷時期を終えたことと国内需要の停滞から下げ相場となった。
水産加工品
水産加工品
削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は4月以降、1トンあたり2,000ドル前後で高止まりしている。外国船はドック入りするなどして様子見していたが情勢に変化はなく、漁模様にも改善はみられない。5月初旬の国内相場は300円/㎏前後と前月比約40円の値下がり。4月下旬頃に比べて価格高騰に鎮静化がみられるが、漁不振と国際相場高騰の影響から当面は高値推移が見込まれる。
タオル
タオル
4月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は、2,901梱で前年同月比0.2%増、7ヵ月ぶりに前年同月を上回った。4月の綿糸価格は、主力の20番手が121,500円/梱で横ばいだった。輸出量は前年を下回って推移しているものの、台湾や香港向けは堅調。中東情勢の悪化で染色を中心に資材・原料の調達不安や燃料コスト増加などの影響が広がっている。
製紙
印刷・情報用紙
新聞用紙
印刷・情報用紙の3月の国内出荷は前年同月比7.3%減と11ヵ月連続のマイナス。広告や出版などのデジタル化、オフィスのペーパーレス化が一段と進み需要減に歯止めがかからない。新聞用紙も前年同月比9.7%減で58ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙
3月の国内出荷は、前年同月比12.6%増で6ヵ月ぶりのプラスとなった。トイレ紙は同18.8%増、タオル用紙は同1.0%増、ティシュも同5.2%増でいずれもプラスに転じた。中東情勢を受けて小売店などが購入量を増やしたとみられるが、月後半からは落ち着きを見せている。
紙加工など
段ボール原紙の3月の国内出荷は、前年同月比3.8%増で6ヵ月ぶりのプラスとなった。段ボールの最終需要家が中東情勢の悪化を受けて在庫を積み増した。工業製品や加工食品向けの需要も堅調だった。白板紙は1.2%増で4ヵ月連続のプラス。トレーディングカード向けなどが好調だった。
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械
金属製品
鉄鋼
建設機械の3月出荷額は、前年同月比10.5%増と5ヵ月連続の増加となった。国内向けは油圧ショベルやトラクタが好調で同22.7%増。輸出向けは同4.4%増だったものの、中東情勢悪化による輸送障害などが原因でプラス幅が縮小した。今後も地政学リスクや原油価格高騰など依然として先行きの不透明感はぬぐえない。
造船
外航
手持ち工事量は4年程度を有している。日本船舶輸出組合によると、4月の輸出船契約実績は16隻・66万5千総トンで、トン数ベースで前年同月比6.0%増だった。船種は、すべてばら積み船(バルカー)で、ハンディからケープまで幅広い船型を受注した。船台が先物納期で不足しているため、30年度竣工予定の契約もみられた。
内航
手持ち工事量は2年半~3年程度を有している。船価は貨物船・油送船ともに前年比でやや上昇している。高齢船のリプレース需要があるものの、船価の高騰や船台不足、人手不足などから受注環境は厳しい。加えて塗料・シンナーなどの調達が難しくなり、工程や納期の変更といった影響が出ている。
海運
外航
BDI(バルチック海運指数)は5月6日時点で2,991となり上昇が続く。ブラジルやギニア出しの鉄鉱石・ボーキサイトの荷動きが堅調に推移しており、ケープサイズバルカーのスポット用船料は4万ドル/日を上回っている。イラン・中東情勢では、一部の日本関係船がホルムズ海峡を通航したものの、米・イラン双方が通航阻害するなど、先行きを見通せない状況となっている。
内航
日本内航海運組合総連合会によると、3月の輸送量は、貨物船は前年同月比0.2%増、油送船は同9.2%減だった。貨物船は鉄鋼は一部メーカーの高炉火災の影響で代替輸送が発生して増加、紙・パルプ・木材も増加傾向が続いている。油送船は総じて低調で、ケミカルは中東関係の影響で品目によって原料不足・減産となり、輸送量が減少している。
建設
建設
4月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比10.3%増の180億円であった。「県」や「市町」は前年を上回ったものの、「国」や「独立行政法人等」では前年を下回った。3月の住宅着工戸数は、前年を40.7%下回る367戸となった。利用関係別では「持家」や「貸家」、「分譲住宅」は前年を下回ったものの、「給与住宅」では前年を上回った。
観光
観光
3月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比2.1%増の85,522人となり、8ヵ月連続のプラスとなった。3月の県内主要観光施設入込み客数は、東予は同4.8%増、中予は同8.2%増、南予は同1.2%増と、全体では同5.0%増であった。また、2月の愛媛県の外国人延べ宿泊者数は53,050人泊で同61.1%増となった。
晴れ
好調
晴れ一部曇り
↑
曇り
曇り一部雨
↓
雨
不調