地場産業の景気天気図
地場産業の景気天気図
2026.11.02
2026年11月 地場産業の景気天気図
業種
現状→3ヵ月先の見通し
最近の状況
海面養殖
海面養殖
9月のマダイの浜値は1,080円/㎏前後と前月比80円の値上がり。900円台以上の相場は49ヵ月連続で安定相場の記録を更新している。サイズ毎に品薄感があり相場は上昇傾向が続く。ハマチの浜値は1,310円/㎏前後と前月比ほぼ横ばい。3.5~4.0Kg前後の新物出荷が本格化する時期に入っており、高値推移を見込む。
水産加工品
水産加工品
削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は1トンあたり2,100ドルと前月比250ドルの上昇。2,000ドル台を超えるのは中東情勢の悪化により急騰した3月以来。集魚装置操業の禁漁期間は終了したが、巻網の漁獲が上向かず高値相場となった。10月初旬の国内相場は360円/㎏前後と前月比40円の上昇。水揚げが増えず最高値圏での推移が続く。
タオル
タオル
9月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は、2,744梱で前年同月比12.3%減だった。消費者の節約志向で店頭売りが減少しており、ギフトやイベントなどの別注需要も低迷が続く。綿糸価格は、主力の20番手が124,500円/梱で前月比変わらず。輸出は米国向けが前年比4割増で推移しているものの、全体の輸出量は同1割減。
製紙
印刷・情報用紙
新聞用紙
印刷・情報用紙の8月の国内出荷は前年同月比1.8%減と2ヵ月ぶりのマイナスとなった。雑誌や広告などの媒体においてデジタル化が進んでいることが影響した。新聞用紙は前年同月比8.7%減と63ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙
8月の国内出荷は、前年同月比7.7%減で6ヵ月ぶりのマイナスとなった。トイレ紙は同7.4%減、タオル用紙は同4.3%減、ティシュは同11.7%減と全品種で前年割れ。季節的な端境期に加え、原油供給不安に伴う一部需要増からの反動減や値上げなどが重なった影響が響いた。
紙加工など
段ボール原紙の8月の国内出荷は、前年同月比0.1%減で2ヵ月連続のマイナスだが、輸出は同32.4%増。中国の市況回復が追い風となり、需要を下支えした。包装用紙の国内出荷は同2.2%増、パッケージング用紙全体では0.9%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械
金属製品
鉄鋼
建設機械の8月出荷額は、前年同月比5.1%増と10ヵ月連続の増加となった。国内向けは油圧ショベルやトラクターの出荷が好調で同3.9%増。輸出向けは同5.6%増で2ヵ月連続のプラス。北米でのデータセンター建設需要や、オセアニアの銅など資源価格高騰に関連した鉱山機械の需要増加が影響している。
造船
外航
手持ち工事量は3~4年程度を有している。日本船舶輸出組合によると、9月の輸出船契約実績は17隻・51万1千総トンで、トン数ベースで前年同月比25.7%減だった。船種別にみるとばら積み船(バルカー)が16隻・49万3千総トン、油送船(ケミカル船)が1隻・1万8千総トンだった。国の「造船業再生基金」の認定を受け、造船会社は造船所の拡張やクレーンの導入、自動化への投資などを進めている。
内航
手持ち工事量は2年半~3年程度を有している。原材料のうち、主力の厚板は原材料費や人件費に加え、エネルギーや海上輸送コストの上昇を背景に、鉄鋼メーカーが追加値上げを行っている。新造船価はここ数年で3~4割上昇しており、船主の発注マインドの低下が懸念される。
海運
外航
BDI(バルチック海運指数)は、10月2日時点で3,148となり、3000台を維持して堅調さが続く。大型のケープサイズは、中国の長期休暇(国慶節)でも鉄鉱石やボーキサイトなどの輸送需要が旺盛で、主要航路のスポット傭船料は4万ドル台/日で推移している。コンテナ船はアジア発北米向けの荷動き・市況は堅調、同欧州向けは紅海・スエズ運河経由の便が徐々に増えて航海日数が短縮し、船腹需給が軟化。
内航
日本内航海運組合総連合会によると、8月の輸送量は、貨物船は前年同月比2.9%減、油送船は同4.0%減だった。貨物船は、鉄鋼・原料は前月をやや上回ったものの、自動車は熊本地震の影響で部品が欠品して自動車生産が停止したことや台風の影響などで輸送量は減少した。油送船も台風による避難日数の増加で、輸送量は総じて減少した。
建設
建設
9月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比19.5%増の266億円であった。「国」「独立行政法人等」「市町村」は前年を上回ったものの、「県」では前年を下回った。8月の住宅着工戸数は、前年を12.1%下回る405戸となった。利用関係別では「給与住宅」「分譲住宅」は前年を上回ったものの、「持家」「貸家」では前年を下回った。
観光
観光
8月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比4.2%増の84,177 人となり、13ヵ月連続のプラスとなった。8月の県内主要観光施設入込み客数は、東予は同16.8%増、中予は同9.8%増、南予は同8.9%増と、全体では同10.8%増であった。また、7月の愛媛県の外国人延べ宿泊者数は、59,780人泊で同41.5%増となった。1月~6月の県内外国人延べ宿泊者数は過去最多の363,560人泊となり、好調を維持している。
晴れ
好調
晴れ一部曇り
↑
曇り
曇り一部雨
↓
雨
不調