地場産業の景気天気図
地場産業の景気天気図
2026.05.01
2026年5月 地場産業の景気天気図
業種
現状→3ヵ月先の見通し
最近の状況
海面養殖
海面養殖
3月のマダイの浜値は940円/㎏前後と前月比ほぼ横ばい。900円台の相場は43ヵ月連続で安定相場の記録を更新している。高値安定が続いているが、消費動向に変化はみられない。ハマチの浜値も、1,640円/㎏前後と前月比ほぼ横ばい。国内向けは需要期が終わり下降傾向だが、米国向け輸出が堅調に推移しており、高値圏を維持した。
水産加工品
水産加工品
削り節の原材料であるカツオのバンコク相場(国際相場)は4月8日現在、1トンあたり2,000ドル強と前月比400ドル超の大幅な値上がり。中東情勢の悪化に伴う燃油価格高騰から中国や台湾などの巻網船の一部が操業を停止するなど、先行き不安から急騰した。国内相場も340円/㎏前後と前月比90円の値上がり。春の繁忙期に向けた冷凍商材への需要の高まりと世界的な燃油高騰から大幅な上昇相場となった。
タオル
タオル
3月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は、3,093梱で前年同月比3.4%減となったものの、5ヵ月ぶりに3,000梱を上回った。3月の綿糸価格は、主力の20番手が121,500円/梱で横ばいだった。輸出は韓国や香港向けが堅調ながら、全体の輸出量は前年を2割程度下回って推移している。
製紙
印刷・情報用紙
新聞用紙
印刷・情報用紙の2月の国内出荷は前年同月比7.5%減と16ヵ月連続のマイナス。広告や出版などのデジタル化、オフィスのペーパーレス化が一段と進み需要減に歯止めがかからない。新聞用紙も前年同月比1.2%減で57ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙
2月の国内出荷は、前年同月比3.0%減で5ヵ月連続のマイナスとなった。トイレ紙は同2.3%減、タオル用紙も同1.3%減でともに5ヵ月連続で減少、ティシュは同5.7%減で9ヵ月連続のマイナスとなった。足元では中東情勢の影響で駆け込み需要がみられる。
紙加工など
段ボール原紙の2月の国内出荷は、前年同月比0.8%減で5ヵ月連続のマイナスとなったものの、インバウンドによる菓子箱などの需要で白板紙は3ヵ月連続プラスの同0.6%増と減少に一服感が出ている。
一般機械・金属製品・鉄鋼
一般機械
金属製品
鉄鋼
建設機械の2月出荷額は、前年同月比9.6%増と4ヵ月連続の増加となった。輸出向けは、欧州各国で進む財政規律の緩和と、それに伴うインフラ投資がけん引し同10.4%増。ただし地政学リスクや原油価格高騰など依然として先行きの不透明感はぬぐえない。足元ではシンナーや塗料、潤滑油など資材の調達に支障が出始めている。
造船
外航
手持ち工事量は4年程度を有している。日本船舶輸出組合によると、3月の輸出船契約実績は27隻・155万2千総トンで、トン数ベースで前年同月比17.1%増だった。船種別の内訳は、ばら積み船(バルカー)が21隻・106万6千総トン、油送船が5隻・47万4千総トン、貨物船が1隻・1万1千総トンだった。大型船の契約が多く、1年9ヵ月ぶりに150万総トンを上回る高⽔準となった。
内航
手持ち工事量は2年半~3年程度を有している。鋼材価格や人件費の上昇に加え、イラン・中東情勢の緊迫で各種燃料の供給不安と価格上昇により、船価はさらなる上昇が予想される。現状の受注残は維持される可能性が高いものの、コスト増によるさらなる収益性の悪化が懸念される。行政による生産性の向上や労働力の確保・定着を目的とした支援策に期待がかかる。
海運
外航
BDI(バルチック海運指数)は4月15日時点で2,484となり上昇傾向。イラン・中東情勢の緊迫で原油価格が高騰し、燃料価格は米・イスラエルの攻撃前と比べ2倍以上に急騰しているほか、輸送リスクの高まりから海上保険料の上昇も懸念される。航路変更や運航停止が国際的な荷動きに影響を及ぼしているが、運賃・市況は高止まり、収益環境自体は好調を維持しそう
内航
日本内航海運組合総連合会によると、2月の輸送量は、貨物船は前年同月比3.4%増、油送船は同1.7%減だった。貨物船は鉄鋼は前年が低調だった反動で増加、木材は電力向けバイオマス燃料の輸送が増加。油送船は黒油は電力向けと製油所間の転送が低調、白油は灯油が堅調。イラン・中東情勢の緊迫が長期化すれば、燃料調達が難しくなるなど、今後の内航の荷動きに影響を及ぼす可能性は高い。
建設
建設
3月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比13.2%減の259億円であった。「国」は前年を上回ったものの、「独立行政法人等」や「県」、「市町」では前年を下回った。2月の住宅着工戸数は前年を12.9%上回る394戸となった。利用関係別では「分譲住宅」では前年を下回ったものの「持家」や「貸家」は前年を上回った。
観光
観光
2月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比5.5%増の69,250人となり、7ヵ月連続のプラスとなった。2月の県内主要観光施設入込み客数は、東予は同5.5%増、中予は同11.5%増、南予は同15.4%増と、全体では同12.1%増であった。また、1月の愛媛県の外国人延べ宿泊者数は47,820人泊で同10.1%増となった。
晴れ
好調
晴れ一部曇り
↑
曇り
曇り一部雨
↓
雨
不調