IRC社長就任にあたって
公開日:2026.08.13
皆さまはじめまして。このたび、6月26日をもちまして、いよぎん地域経済研究センター代表取締役社長に就任いたしました徳永貴司でございます。
少し、自己紹介をさせていただきますと、私は1967年10月に丹原町(現西条市)で生まれ、現在58歳。伊予銀行に1990年に入行(いわゆるバブル入行組です)、その後営業店14年、本部18年、中小企業大学校1年の経験を経て、2023年6月より3年間いよぎんホールディングス常務執行役員ならびに伊予銀行常務取締役を務めました。大分支店長、本店営業部長ならびに地区担当常務として、多くのお客さまとお会いし、貴重なお話を伺えましたことは、大変勉強になりましたし、かけがえのない財産となっております。
社長就任にあたり、あらためてIRCの歴史を紐解いてみました。IRCの設立は1988年。当時の日本は、青函トンネル開通、東京ドーム完成、そして瀬戸大橋開通、県内ではとべ動物園が開園した年でした。インフラ整備が進み、活気にあふれていた時代。そのような時代を背景に、「情報、調査研究力を強化し、地域社会における各種ニーズに積極的に応え、その発展に寄与するため」に当社は設立されました。(「」内は当時の報道関係資料抜粋)
設立から38年、時代は大きく変化していますが、一貫しているのは地域のシンクタンクとして地域の皆さまの事業や生活のお役に立つ情報をお伝えすることです。さらに、人事制度関連のコンサルティングやニューリーダーセミナー、幹部社員セミナーなどを通じて、地域の「ひとづくり」に加え「ネットワークづくり」のお手伝いも大きな役割だと考えています。
「シンクタンク」は、「Think Tank」――知が蓄えられた場所――を意味します。
古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスは、「万物は流転する(Panta rhei)」という言葉を遺しました。川の流れは同じ場所に留まっているように見えて、その水は絶えず入れ替わっています。政治・経済の地殻変動は国境を越え、地球規模の環境変化はかつて人類が経験したことのない速度と規模をもって、私たちの日常へと押し寄せています。かつて「想定外」と呼ばれた出来事が、今や常態となりつつある時代。私たちには、起きていることを見る眼だけでなく、まだ起きていないことを想像する力が求められています。
時代の奔流を的確に読み解く洞察力を磨くとともに、一歩も二歩も先の地平を見据える感度を研ぎ澄ませ、知を蓄えるだけでなく、知を灯台として未来を照らす――まさにそのような「Think Tank」として、皆さまの期待を超えるIRCを目指してまいります。
皆さまには、引き続きお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
一覧へ戻る