一人ひとりの「特別な時間」をつくる場所
株式会社栴檀 取締役 稲田 優大 氏
(IRCニュー・リーダー・セミナー33期修了生)
公開日:2026.05.20
道後温泉近くの景勝地・岩堰の前に佇む『栴檀』は、会社の接待やハレの日の会食などによく利用される料理旅館である。優大氏の祖父 薫氏と祖母 忠子氏が1971年に創業した。
優大氏は「川のせせらぎが聞こえ、初夏には外にホタルが舞う、落ち着いた環境で、全室個室の『特別な空間』を提供できる」と胸を張る。その空間に加え、地酒の提供や地元食材をふんだんに使った料理が高く評価され、リピーターが多いそうだ。
同社の転機はコロナ禍だったという。接待利用が落ち込んだ際、優大氏の母で2代目女将の瑞穂氏が主導し、手土産品『白檀』の開発や業態変更した新店『グリドル銀葉』オープンに取り組んだ。今もさまざまなイベント企画を行い、客層の拡大に努めている。
優大氏はグリドル銀葉のオープンを機に同社に入社。その前は電車好きが高じて私鉄の車掌をしていたというユニークな過去をもつ。今は番頭として、お客さまのお迎えと部屋までのアテンドを担当している。「番頭はお客さまに最初に会う、栴檀の顔。身だしなみや挨拶など、細かいところまで気を配っている」と言う。リピーターのお客さまの顔を覚え、一人ひとりの大切な時間を守る役割を心がけている。
また、最近はグリドル銀葉で不定期のワイン会を企画・運営している。毎回コンセプトを変えて行っており、「来てくれるお客さまが喜んでくれるのが嬉しい」と話す。
優大氏は「栴檀を、いつの時代も必要とされる場所にしたい。これまでの歴史を大切にしながら、その時々のニーズも取り入れていけたら」と言う。そのために情報収集が必要と考え、IRCニュー・リーダー・セミナーの参加を皮切りに、人脈形成に取り組んでいる。
今後も新しいことを取り入れながら、お客さまにとっての「特別な空間」を提供していかれることだろう。
PERSONAL QUESTION
稲田 優大(いなだ まさひろ)1997年8月生まれ
■趣味
電車、釣り。
電車は見るのも乗るのも好き。旅行も好きで、移動するうちに飛行機にも興味をもつようになった。
■長所
幼い頃から旅館でさまざまな人と接していたため、誰とでもコミュニケーションをとれる。
会社概要
〒790-0852
松山市石手1丁目3-28
TEL/089-977-2055
資本金/500万円
従業員/22名(パート含む)
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