お客さまと社員の究極の満足のために
コンピューターシステム株式会社 代表取締役専務 大塚 容生 氏
(IRCニュー・リーダー・セミナー32期修了生)
公開日:2025.10.30
コンピューターシステム株式会社は、WEB・業務系システムから組み込み・FAシステム、ITインフラまで幅広く開発し、コンサルティングから開発計画、営業支援まで製品開発全体をサポートする総合IT企業である。
1991年設立。システム関連の会社に勤めていた忠会長(容生氏の父)が「お客さまに寄り添い、最後まで責任をもってやり遂げる会社をつくる」と、強い想いを胸に独立したのが興りである。
その想いは社員に伝わり、「一人ひとりが『お客さまの究極の満足のために』行動している。これこそが、わが社の強みだ」と、容生氏は言う。同社は「MCS(Most Customer Satisfaction)」認定制度や研修などを通じて「人間力」の向上に力を入れている。顧客企業の課題やニーズに合わせたシステムを開発し、その企業に常駐して運用・保守を行うため、「人間力」を重視しているそうだ。
容生氏は「お客さまから『担当者が代わっても、皆さん良い方ばかりでありがたい。どのような社員教育をしているのか』とよく聞かれる」と言う。実際に、リピート率も高いそうだ。
現在、容生氏は代表取締役専務として、人事や経理などの管理部門を担当している。同社は開発部門にほとんどの社員が在籍し、管理部門は少数だという。そのため業務の平準化が課題となっており、容生氏は生成AIを活用した効率化や属人化している業務の再分配などに精力的に取り組んでいる。
「『お客さまの究極の満足』はもちろん、働く社員も満足し、その子どもや孫が入社してくれるような会社にしたい」と言う。そのために、新しい技術や情報を積極的に取り入れ、挑戦を続けながら時代の変化に柔軟に対応していく方針とのことだ。
今後もお客さまや社員の「究極の満足」を目指して、管理部門からシステム開発をサポートしながら、企業の業務効率化を進めていかれることだろう。
PERSONAL QUESTION
大塚 容生(おおつか ひろなり)1981年3月生まれ
| モットー | 中庸。
バランスをとることを常に意識している。特に、今の立場ではこの姿勢が大切だと感じている。
| 休日の過ごし方 | 子どもと遊ぶ、料理、ゴルフの打ちっぱなし。
どれも大切な時間、リフレッシュできる。
| 感銘を受けた言葉 | 「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
これに「すべて解釈次第」という視点を加えたい。過去の意味づけや未来への向き合い方は、自分のあり方や心の持ちよう次第で変わってくると思う。
会社概要
〒790-0001
松山市一番町3-2-11 松山第一生命ビル8階
TEL/089-921-6638
資本金/5,000万円
従業員/220名
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